
カーペットをきれいにする方法
カーペットをなでて、色が濃くなる方向に向かってヘアーブラシをかけた後、同じ方向に向かって掃除機をかけます。 掃除機をかけ終わったら、水に浸して固く絞ったきれいなぞうきんでカーペットを拭きます。 汚れが取れにくい場合は、このぞうきんにカーペット用洗剤をスプレーし、色が濃くなる方向に向かって拭きましょう。
カーペットが汚れる原因
カーペットは繊維の中に汚れが入り込むため、汚れが見えにくく、かつ汚れやすいもの。汚れの例として、汗・皮脂、髪の毛、食べこぼしや飲みこぼし、ダニ、カビ、ほこり、ペットの毛などが挙げられます。キレイに見えるカーペットの中には、こうした汚れが層になってたまっている可能性も。そのため、きちんとした掃除を行い、奥にたまった汚れをかきだすことが大切です。

カーペットを丸洗いせずきれいに。掃除機とブラシですっきり清潔
シミ周辺のカーペットを手でさわり、色が濃くなる方向に向けてヘアーブラシをかけましょう。毛足の奥にもぐり込んでいるホコリが浮き上がってくるので、ヘアーブラシをかけた方向と同じ方向に掃除機をかけます。

シミが取れない場合は?
溶剤を使っても取れないシミには、酸素系漂白剤を使いましょう。ただし、素材が毛や絹、それらの混紡のものにこの方法は使えません。ご注意ください。
用具
台所用ラップ・白い布・ドライヤー・ブラシ・ぞうきん・ゴム手袋
※白い布はキッチンペーパーやティッシュペーパーでも代用可能です。
薬剤
酸素系漂白剤
準備
窓を開けて風通しをよくします。
ゴム手袋の端の部分は少し折り返しておきましょう。洗剤液が垂れてくるのを防ぐことができます。
シミの取り方
まず、台所用ラップをシミより少し大きめにカットします。
次に40~50℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を表示通りに溶かし、漂白剤溶液を作ります(目安はお湯2リットルに対して8g)。この漂白剤溶液に白い布を浸してゆるく絞り、シミの部分に湿布します。
続いてドライヤーを温風にセットし、湿布した箇所から10cm程度離して温めます。ある程度温めたら、最初にカットした台所用ラップを貼りつけましょう。
30分ほど放置したら、ラップと白い布をはがしてください。漂白剤が飛び散らないように注意しつつ、ブラシでこすってシミを落とします。「タテ・ヨコ・ナナメ」の動きを意識するとよいでしょう。
シミが落ちたら水に浸し固く絞ったぞうきんで汚れや漂白剤を拭き取ります。
この方法を行って、まだシミが残るような場合は、除去できません。
液体をこぼした場合の対処法 ?
用具
白地のタオル・ぞうきん・ゴム手袋
薬剤
(場合によっては)ベンジン、もしくはマニキュア除光液
準備
窓を開けて風通しをよくします。
ゴム手袋の端の部分は少し折り返しておきましょう。洗剤液が垂れてくるのを防ぐことができます。
シミの取り方
こぼした液体の上に乾いたタオルを当て、こぶしで上からトントンとたたき、タオルに汚れを移し取ります。たたいた部分が湿ってきたら、タオルの乾いた面を使い同じようにたたきましょう。この作業を液体の水分がなくなるまで繰り返します。
次に、こぼした液体が油性(食用油やバターなど)の場合です。は、白地のタオルにベンジン(もしくはマニキュア除光液)をつけ、シミの部分に押しつけてください。シミの色がなくなるまで何度も繰り返しましょう。
(※このシミを取る方法でも薬剤を使用するため、カーペットが色落ちしないかどうかあらかじめ確かめておく必要があります。白い布にカーペット用洗剤をつけ、カーペットのどこか一部分に押しつけましょう。布に色がつかなければ、カーペットの色落ちの心配はありません。色落ちした場合はこの方法は避けてください。)
こぼした液体が水性(お酒やジュース、コーヒーなど)の場合は、少量のきれいな水をシミの上にかけ、素早く乾いたタオルをかぶせて汚れを吸い取ります。タオルの乾いた面を使い、シミの色がなくなるまで何度も繰り返してください。水をかける際の注意点として、水をたくさんかけたり、汚れの吸い取りが遅かったりすると、逆にシミを広げることになるので注意が必要です。
シミをとることができたら、水に浸し固く絞ったぞうきんで汚れや溶剤分を拭き取り最後によく乾燥させましょう。

メンテナン&スクリーニングのペルシャ絨毯
クリーニングに使用する水は、全て浄水濾過機を通した清潔な水のみを使用し、洗いからすすぎまで大量に使用しています。
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