ペルシャ絨毯本物について、
ペルシャ絨毯はお手入れを欠かさなければ何十年もその美しさを保ちつづけます。そこで、ご家庭で日頃心がけていただきたいお手入れ方法をご紹介いたします。どなたでも簡単にできることばかりですので、よくお読みになって末永くご愛用下さい。
また、ペルシャ絨毯のクリーニングは、5年~10年に一回程度するとさらに良い状態を保てます。ペルシャ絨毯のクリーニングは、ペルシャ絨毯専門のクリーニング店にお願いするのがベストだと思います。
弊社でも、イラン人スタッフにより手洗いクリーニングをする職人集団と提携しておりますので、お近くに絨毯専門クリーニング工房がない場合は、ご相談ください。
シルクのペルシャ絨毯のご使用上の注意
シルクのペルシャ絨毯は、湿気の多い所や水のかかるところに敷くことを避けてください。
水に濡らしたり、水洗いすると、色落ち、色むらなどの原因になります。シルクのペルシャ絨毯のクリーニングは、専門家に任せるのが最適です。
シミ、汚れがついたら絨毯の裏側に乾いたタオルを下に敷き30度くらいのぬるま湯で、必ず中性洗剤を使い、固く絞ったタオル等でたたいてください。
シルクは、紫外線に弱く、黄変しやすいので、直射日光を避けてご使用下さい。
すべりやすい所でのご使用は、すべり止めの併用をおすすめいたします。
シルクのペルシャ絨毯の上手な保管
シルクのペルシャ絨毯のごは、虫がつくことがありますから、防虫剤を絶やさないように気をつけ、防虫剤(必ず一種類)直接ふれないようにしましょう。
丸めて紙または、布で包装し、湿気の少ないところに横に寝かせて保管しましょう。
保管中にカビが発生しないように、空気の乾燥している日を選んで陰干しして風にあてましょう。
シルクのペルシャ絨毯は、ヒモあとが付かないよう、テープ等でとめて下さい。
ウールのペルシャ絨毯のご使用上の注意
ペルシャ絨毯をカーペットの上に重ねて敷くと毛並方向へズレる事があります。この場合ズレ防止(例 アコストップ)の下敷きをご使用になれば少しおさまります。
ペルシャ絨毯の月に一度のお手入れ
部分的な汚れは市販のカーペットクリーナーで、事前に色落ちしないか確めてから使用してください。又、汚れがひどいとき、長時間たった汚れ、原因不明な汚れなどは経験のあるクリーニング店、販売店にご相談ください。
その他の注意点
直射日光にさらすと、退色や黄変等を起こしますのでご注意下さい。
ホットカーペットの上で長期使用すると退色や黄変等を起こすことがありますのでご注意下さい。
すべりやすい所でのご使用には、滑り止めの併用をお奨めします。
ペルシャ絨毯の保管について
シルク、羊毛のペルシャ絨毯は、虫がつくことありますのでナフタリン等の防虫剤(必ず1種類)をまいておきましょう。
丸棒等を芯にして、毛並みを手前にして裏巻きします。
竹ざおを使用するときは、竹のアクで変色することがありますので、前もって紙を巻きつけて下さい。
巻いた絨毯は上紙で密封し、数ヵ所をヒモでくくって下さい。
立てかけると毛並みがくずれる恐れがありますので、横に寝かせて保管します。
保管場所は、湿気の少ないところが適当です。