高級ペルシャ絨毯の価格相場
ペルシャ絨毯の平均的な値段は?
高級ペルシャ絨毯の価格相場 ペルシャ絨毯は小さいものでも8万円ほど
高額買取が期待できる種類 綿密な織りが評価されている、クム産。最もポピュラーで親しみやすく、日本国内でも人気の高い絨毯です。ウール素材のもの、シルク素材のもので査定額に差が出ます。シルク素材のものであれば高額査定は確実です。
相場~760000円
高級ペルシャ絨毯の価格相場
なお、ギャッベに関しては後述します。 8万円という相場は、ウールのペルシャ絨毯だった場合です。 シルク製のペルシャ絨毯であれば、約60cm×約90cmという小さいものでも安くて15万円ほどが相場となります。 ただ、基本的に玄関マットの場合はウール製が向いています。
ペルシャ絨毯のウールとシルクの違いは何ですか?
高級ペルシャ絨毯の価格相場
ウールのペルシャ絨毯はシルクのペルシャ絨毯よりも強度の面で勝るが、それぞれ異なる特徴をもちます。 シルク糸はより細いため、一般的にはウールよりも細かく表現力の細かい絨毯を織ることができます。 そのため結びも細かく、出来上がりに時間がかかるなどの要因で基本的にウールよりも金額的に高い物が多いです。
ペルシャ絨毯の定義
わが国ではペルシャ絨毯の定義をご存知でない方が多く、それゆえペルシャ絨毯でないものをそれと信じて購入される方が多くいらっしゃいます。
ペルシャ絨毯の正しい選び方を習得するためには、まずその定義について知っておくことが大前提でしょう。
ペルシャ絨毯とは「イラン国内で製作された手織絨毯」をいいます。
したがって、トルコ、コーカサス、アフガニスタン、ウズベキスタン、ルーマニア、エジプト、パキスタン、インドや中国等々、イラン以外の国で製作された絨毯は、手織でデザインが似ていてもペルシャ絨毯ではありません。
また、イラン国内で製作されたものであっても、機械を用いて製作された絨毯はペルシャ絨毯とはいいません。
ネットオークション等に溢れる「機械織ペルシャ絨毯」など、現実には存在しないのです。
ペルシャ絨毯が多くの人を魅了するのは「伝統」に裏打ちされた手工芸品だから。
栄華と悲哀とに満ちた悠久の歴史の中で、延々と育くまれた技術なり文様なりが付加価値になっているからです。
トルコ絨毯やコーカサス絨毯、アフガン絨毯をはじめとする中央アジアの絨毯などについても、わが国で人気があるかどうかは別にして、欧米には多くのコレクターがおり十分にその価値を認められているといってよいでしょう。
しかし、ペルシャ絨毯をそっくりそのままコピーして製作されたインド絨毯や中国絨毯は、いくら高値で販売されていたとしても単なる「実用品」に過ぎません。
なぜなら、そうした安易なコピー品には付加価値の素となる「伝統」という二文字が欠如しているからです。
それは、こうした品々がコレクターの収集対象となり得ておらず、一流オークションハウスで取扱われることがないことからも明らかでしょう。
登山の醍醐味は麓から一歩ずつ、いくつもの難所を克服する苦しみに耐えながらも頂上に立つことにこそあります。
ヘリコプターでいきなり山頂へ降り立ってみても、そんなものは登山ではないし、それに醍醐味を感じる人などいないのではないしょうか。
なお、ペルシャ絨毯ではないものをそれと偽って販売している者は店舗を持たず、ネットオークション等に出没しているのが常。
掘出し物狙いの素人が集まるネットオークションは詐欺師たちにとっては恰好の漁場である上、トラブルになればすぐに身を眩ませることができます。
こうした悪徳業者の中には、品質表示ラベルにman silk 100%とあるのを「シルク100%」と説明する者がいますが、man silkは化学繊維のレーヨンのこと。
シルク=絹ではありませんから騙されないように。
ペルシャ絨毯の素材について
基本的に高級な素材を使用されていることが多く、一生ものとして使うことができるのがペルシャ絨毯の特徴です。ペルシャ絨毯の素材にはいくつか種類があり、その中でも代表的なものがウールとシルクです。ウールやシルクを使用した絨毯を購入することを検討している方もいると思いますが、この二つの素材にはどんな特徴があるのでしょうか。
まずウールの主な特徴を3つ挙げます。一つ目の特徴は、どんな季節でも快適に過ごせる特徴が挙げられます。ウールは動物の毛を使用しているので、冬は絨毯を踏むことで暖かく感じますし、湿度を奥まで吸い込まず放湿してくれる素材のため、夏に関しても暑苦しいと感じることはなく、涼しさを感じられる特徴があります。日本は冬は寒くて夏は暑いのが特徴的です。その為、なかなか快適な素材を見つけるのは難しいですが、ウールはどんな季節でも比較的快適に過ごせるので多くの方に選ばれている素材です。