ペルシャ絨毯ならどんな絨毯でも買います。
ペルシア絨毯
ペルシア絨毯 (ペルシアじゅうたん、ペルシア語: فرش)[1]、またはペルシャ絨毯は、イラン(ペルシアはイランの旧称)で生産され続けている絨毯。イラン文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品の一つで、その起源は紀元前の古代ペルシアにまで遡ることができる。床面の敷物だけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても用いられていた。
ペルシャ絨毯の正しい選び方を知ろう
ペルシャ絨毯は高価なだけに、いきなり店の扉を開けるのはためらわれるものです。
購入に際しては、様々なサイトや書籍を見比べながら情報を集めることから始めるのが普通でしょう。
しかし、その前に知っておいてほしいことがあります。
40年ほど前までペルシャ絨毯には馴染みのなかった日本。
そんなわが国ではペルシャ絨毯の選び方について、絨毯商の不勉強からくる、
あるいは商品を売らんがために捏造された事実無根が氾濫しているのが現実です。
本ページを【正しい選び方】としたのは、
それらを鵜呑みにした間違った選び方をしている方がきわめて多いからに他なりません。
ペルシャ絨毯は長きにわたって生活を共にしてゆくもの。
失敗なく暮らしのパートナーとなるべき一枚をお選びいただけるよう、
ペルシャ絨毯の正しい選び方について解説してゆくことにします。
なお、ペルシャ絨毯選びのご質問については、
ペルシャ絨毯の定義
わが国ではペルシャ絨毯の定義をご存知でない方が多く、それゆえペルシャ絨毯でないものをそれと信じて購入される方が多くいらっしゃいます。
ペルシャ絨毯の正しい選び方を習得するためには、まずその定義について知っておくことが大前提でしょう。
ペルシャ絨毯とは「イラン国内で製作された手織絨毯」をいいます。
したがって、トルコ、コーカサス、アフガニスタン、ウズベキスタン、ルーマニア、エジプト、パキスタン、インドや中国等々、イラン以外の国で製作された絨毯は、手織でデザインが似ていてもペルシャ絨毯ではありません。
また、イラン国内で製作されたものであっても、機械を用いて製作された絨毯はペルシャ絨毯とはいいません。
ネットオークション等に溢れる「機械織ペルシャ絨毯」など、現実には存在しないのです。
ウールかシルクかの選び方
ペルシャ絨毯はウール絨毯とシルク絨毯とに分けられますが、シルク絨毯が高級品でウール絨毯は低級品などということはありません。
ペルシャ絨毯の値段を決める最大の要素は人件費。
それについては後の項で詳しく述べるとして、ウール絨毯であっても同じサイズのシルク絨毯より高価なものはたくさんあるのです。
ウールかシルクかの選び方は、使用する場所によって決めるのが正解。
それぞれの特性を知った上で使い分けるのが、大切なペルシャ絨毯を長持ちさせるコツでもあります。
オールマイティに使用するのであれば、何と言ってもウール絨毯。
場所を選ぶことなく使える上、またお手入れも楽です。
ウールは夏場に向かないと考える人がいますが、そんなことはありません。
詳しくは下記リンク先をご参照ください。
一方、日本で人気のシルク絨毯は摩擦に弱く、それゆえダイニングセットの下など椅子を頻繁に出し入れするような場所には不向きです。
「欧米では土足で使っている」などと説明する絨毯業者がいますが、それは耐久性に優れたウール絨毯にいえることであって、シルク絨毯についてはその限りではありません。
また、シルク絨毯は水に濡れた箇所が硬化しやすく、その部分だけ色が違って見えることがよくあります。
またウールに比べると染料の定着が悪いため、色が滲みやすいという欠点もあります。
シルク絨毯を長持ちさせるには摩擦や水濡れに注意しながら使う必要があることを知っておくべきでしょう。
繰り返しますが、ペルシャ絨毯はウールがシルクに劣る訳ではありません。
もしも無条件にシルクばかりを勧めてくる絨毯商がいれば、絶対にその店では買わないことです。
絹の原産国であるわが国には「シルク信仰」とも言えるものがあり、それゆえシルク絨毯の人気は高いのが事実。
しかし、シルク絨毯だけが高級品であるという誤った先入観や、売りやすいシルク絨毯だけを勧める絨毯商の口車に乗せられて、シルク絨毯が向かない場所にもこれを選んでしまう人たちが多いのもまた事実なのです。
たとえ事実に反していても買手に心地よい言葉だけを並べていれば、なるほど商売はしやすくなるでしょう。
しかし、それはお客様に損をさせる、すなわち数あるペルシャ絨毯専門店や百貨店の中から自店を選んでくださったお客様に対する裏切り以外の何ものでもありません。
お客様の希望を尊重しつつ、それぞれの素材の特性を詳細に説明し、もし誤った先入観をお持ちなら間違いに気づかせてあげて、ベストな一枚を提案する……それが絨毯商たる者の務めのはず。
「売れさえすれば何でもよい」というのはプロが考えることではありません。
クム産やナイン産などはもちろん、タブリーズ産などペルシャ絨毯は高価格でお買取させていただきます。査定料など手数料は全て無料ですので、買取価格や価値だけ知りたいだったら、LINE アプリ や フリーダイヤルにご連絡ください。
1 レビュー
実家にあったギャッベを買取ってもらいました。いくつかの店に聞きましたが、中には交通費などでほとんど値段がつかないですよといわれる所もありました。ここは査定料、出張費無料で対応してくれました。ありがとうございました。